チマタの異業種交流会、ホントに怪しいのか?

SNSの流行タグのひとつになっているのが「異業種交流会」です。
参加してみたいと思う物の
「参加者の素性が分からないから、怪しいのではないか?」
「参加する意義があるのか、実際どうなの?」
と思われている方も多いのではないでしょうか?

筆者も異業種交流会に足を踏み入れる前には、
怪しい・本当はどうなの?
と冷めた見方をしていました。
けれども、ある日発想を変えてみるうちに、
そんな考えは幼いということに気づきました。

「色々な人と仕事だけでは築けないあらたな人脈を築けるのが異業種交流会の醍醐味」
であるならば
「変な人や変な会に参加するのも、自分の経験値を上げるのに
良いツールのひとつなのではないか」
とプラスの発想で思えるようになったのです。

怪しすぎる会やいわくつきの人と出会ってしまったとしても、
それはこの先の人生において大切な糧になります。
当たり前のようですが社会に出て仕事をしていると、
イイ人とだけ仕事をできるワケではありません。

ときには「なんで、こんなヤツと仕事をしなければいけないんだ」
とイライラするような事も出てきます。
僕たちは仕事こそ選べるけれども、仕事上の人間関係を選ぶことはできません。
色々な人と免疫をつけられる異業種交流会は、考え方によっては十分元が取れる会なのです。

怪しい異業種交流会と、怪しくない会の見極め方

そうは言っても
「せっかく参加するなら怪しい異業種交流会には、巡り合いたくない」
と考えている人もいると思います。
異業種交流会の中には、相当な会費を支払って参加するところも多いからです。

自分の汗水たらして働いたお金、せっかくなら「どうなの?」
と一歩引いてしまうような異業種交流会には、参加したくないものです。
会場にたどり着きその場の雰囲気を見て「怪しい、どうなの?」
と冷めてしまわないためのポイントは、次の通りになります。

知人おすすめの会に参加する

無難な道を進みたい人は、
すでに異業種交流会に参加している先輩や
同級生の意見に耳を傾けるのも一手。

「この会、人脈づくりにとっても良かったよ」
と周囲がベタ褒めしている会に参加してみるのです。

知っている人が推薦してくれる異業種交流会なら、
まずハズレを引くことはありません。
あた、知人と一緒に参加すれば、
どんなに話下手な人でもコネクションをラクに作ることができます。

会費はケチらない

これは筆者の経験談ですが、
ハズレを引かないように安い会費を支払って
あまり良く分からない異業種交流会に出てしまうと、
なぜかハズレを引く可能性は高くなります。

エグゼクティブな人脈を作りたいのであれば、
会費もワンランク上のものを。
それなりの会費を支払って行く会には、
それ相当の人脈がいます。
つまり当たりの会に出ることができます。

結論:「異業種交流会は怪しい」は人ぞれぞれ

異業種交流会に少しでも興味を持っている人に向けて、
異業種交流会って本当に怪しい存在なのか、
実際どうなの?
大丈夫なのか?
というところをお伝えしてきました。

結論から言ってしまうと「異業種交流会は怪しい」
というウワサはひとそれぞれの捉え方次第です。
もちろん数多くの異業種交流会に参加してきた筆者の目から見ると、
たしかに交流会の中にはアタリとハズレの会があります。
電車で2時間ほどかけて参加した会が、
筆者の求めていた会とまるで違ったとき
「コレってどうなの?」
と思わず泣きそうになったこともあります。

先ほどお伝えしましたが、怪しい・怪しくないと思うには、
その人それぞれの主観も入っています。
社会に出て仕事をしていると、
時に苦手な人と仕事をしなければならないシーンも出てきます。
そんなとき、相手を拒絶していたら、
いつまで経ってもあなたのスキルは上がっていきません。

怪しい人・怪しくない人、どちらもイイところを見つけて仕事をしていくのが、
これからの社会の在り方。
デキる経営者を見ていると、
どんな人とも要領よく付き合っているのが分かります。

異業種交流会は色々な人と付き合い方を学べる場所、
そのためにはときに大きな投資も必要になります。
「怪しいかも…」
と自分の可能性を否定してしまうのではなく、
まずは一歩踏み出してみること。
踏み出すことから、仕事力は高まります。